2018年1月26日金曜日

土地・不動産の所有資産価値最大化に貢献するビジネスモデル・これがカプセルホテル?・ファーストキャビン

日本独自の文化であるカプセルホテルが訪日外国人客からも大人気というのは以前からよく取り上げられていましたが、このカプセルホテルの進化?いや、差別化?がインパクト大だったのでちょこっとブログ、、、。

何これ!カプセルホテル?!の衝撃を受けたのは「プランテックグループ」が母体となって運営されている「FIRST CABIN/ファーストキャビン」

コンセプトは、COMPACT&LUXURY ☆ 

飛行機のファーストクラスをイメージした新しいコンパクトホテル。FIRST CABIN  西麻布のフロントには、ラウンジ、グランドピアノが設置されていて、朝はあたたかいパン、夜はお酒を楽シムことができます。

ホテル内は男女でエリアが分かれていて、カードキーが無いと入館できません。

FIRST CABIN  西麻布・お部屋のグレード

①ファーストクラスキャビン 4.4平米
1泊5000円から(変動)

②ビジネスクラス 2.5平米
1泊4000円から(変動)

それぞれ32インチテレビの設置やフリーwi-fiが設置されており、お風呂は大浴場を利用。これまでのカプセルホテルと決定的に違うのはベッドの上に立てるだけの天井の高さがあること。

この他、プレミアムエコノミークラスキャビン(従来のコンパクトな天井が低いタイプ) や、新たに個室タイプで鍵をかけることができ、家族やカップルなど複数名利用可能なプレミアムクラス(1泊12000円〜)なども登場しているようです。

ファーストキャビンは元々、大阪難波に1号店をOPENさせましたが、稼働率30%からのスタートだったようです。転機が訪れたのは、2012年4月ファーストキャビン羽田ターミナル1のOPENで、そこから認知度が高まり急速に理解されていったそうです。

現在は全国に17施設(東京8 愛知1 京都2 大阪4 福岡1 長崎1)展開し、稼働率はなんと90%だそうです!意外だったのは、訪日外国人客は3割程度で、メインターゲットは国内のビジネス利用者だそうです。「へーーーーーーー」団体客の受け入れはしておらず、個人のお客様を大切にされているのだそうです。「なるほど」

それから、何よりおもしろい!と思ったのは、バブル期に無尽蔵に建てられたビルの利用価値が失われてきた現在、ビルを活性してほしい、テナントがどんどん出ていく、賃料が下がっていくといったビルオーナーの悩みを解決する形でファーストキャビンを展開させているところ。

通常ホテルに必要な設備と簡易宿所では基準用件が異なる為、空きビルをホテルとして再生するのではなく簡易宿所であるカプセルホテルとして再生することでローコスト・短納期でホテル開業できることも魅力。

土地・不動産の所有資産価値最大化に貢献するビジネスモデルとしても期待は大きいですね。

今後は、2020年までに国内50店舗開業・2022年までに100施設を目標とされています。

最近ちょっと気になる情報でした♪


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